![]() |
![]() |
昨年好評を戴きました、北区K様邸の『建築現場日記』に引き続き、今年は上京区のS様邸で『建築現場日記U』を スタートします。S様邸は、地下1階、地上木造3階にルーフバルコニー付で、ホームエレベーターも設置する、まさに 都市型住宅です。ただ、反して外観や内観は、京都らしさを残したデザインで計画しております。前回は木造2階建て でしたから、比較してご覧頂けますと、工事内容の違いも良く解ると思います。更新も出来るだけ迅速にして内容を 細かくお伝え出来ればと考えておりますので、楽しみにご覧下さいませ。 |
| 07年11月30日:外壁工事【ダイライト施工完了】 | |
本日でダイライトの施工が完了しました。ダイライトパネルの目地部分コーキングや窓廻りのコーキングも完了しましたまた。外壁部分に取付く換気扇関係のフードも取付を終えました。いよいよ、来月はタイルの施工です。 |
![]() 目地部分コーキング風景 ![]() ダイライト施工完了 |
| 07年11月22日〜:外壁工事【ダイライト施工】 | |
漸く、職人の体調も回復し、本日よりダイライトの施工です。ダイライトの施工自体は、月内に完了する予定です。郊外型の住宅でしたら、施工日数も、3日程は短縮出来るのですが、狭小間口の施工の為、その部分の手間が掛かります。【ダイライトパネルは910o幅で3m程有りますので、パネル材を施工する位置まで運ぶだけでも大変な作業になります】 ダイライトじかかべは、メーカー指定の釘で、先に施工した縦胴縁に留めていきます。当然、釘ピッチも定められています。施工チームは、パネルを張る職人とカットする職人に別れ、効率よく施工していきます。 また、パネルとパネルの間は、しゃくり加工がしてあり、その部分にメーカー指定のパテか、コーキングを充填していきます。夏場でしたら、パテでも良いのですが寒い時期は、パテが硬すぎて上手く施工出来ませんでしたので、今回はコーキング施工にしました。 |
![]() ダイライトパネルを原寸に合わせカット ![]() ダイライトパネル施工 |
| 07年11月14日〜:木工事【地下室防音工事】 | |
階上の床材も施工が完了しましたので、下地の木桟だけ施工していた地下防音室の施工に掛かりました。地下室自体が地中に埋設されていますので外部に音が漏れる心配は殆どいらないのですが、逆にフラッターエコーの問題などがあります。また、地下部分全てがオーデオルームではないので、当然、間仕切り壁部分は、しっかりとした防音・吸音施工が必要になります。各壁の施工手順は12.5oの防音パネルを施工して、その上に14.7oの吸音パネルを施工して仕上げは布クロスになります。鋼製地下室には、防露の意味でウレタンが30o吹き付けてありますので、間仕切り壁以外の壁面に、防音パネルは必要ないか考慮しましたが、壁面の質量の違いが音にどのような影響を与えるのかが見えなかったものですから、結果、その壁面にも防音パネルを施工して、吸音パネルを施工することにしました。間仕切り壁部分には壁内に吸音材を充填してあります。写真の白く見える部分がそうです。 天井は、壁と同じように防音パネルを施工して吸音パネルを施工しますが、この吸音パネルが仕上げ材も兼ねている製品を選択しております。今回の防音室の木工事は、防音パネルまでで、吸音パネルは後日にしました。 また、地下部分の空調配管工事も並行して行いましたが、地下部分のロスナイ本体の設置は計画段階で苦慮した部分です。地下室自体の階高が余り無い為に天井裏に設置するスペースがありませんでした。最終的に、階段下の物入れの中に吊ることにしました。メンテナンスや高さの問題から、このロスナイ本体はクロゼット内で露出にしました。また、防音室のエアコンのドレンポンプもこの階段下に設けることになります。【地下室ですのでエアコン排水をポンプアップする必要がある為です】地下部分は、造り付け家具工事以外、8割方完了したことになります。 |
![]() オーディオルームの防音パネルと吸音材 ![]() 間仕切り壁部分の吸音材 ![]() 階段下に設置したロスナイ本体 |
| 07年11月14日:外壁工事【ダイライト搬入】 | |
本日は外壁下地材のダイライト【じかかべ】の搬入日です。予定では、明日の15日より施工予定だったのですが…。延期になりました。施工する職人が、風邪をこじらせてしまい仕事が出来ない状態だからです。当店の施工は、外壁工事も、電気工事も、給排水工事も、特殊な施工や難しい納まりも多く、殆ど、いつもお願いしている職人に仕事をして頂いておりますので、別の職人という訳にもいかず、その職人の体調が戻るまで延期となりました。現場では色々なことがあるものです…。 |
![]() ダイライトしかかべパネル搬入 |
| 07年11月13日:配管工事 | |
今日は給排水管の施工です。設備機器部分の施工は完了していましたが、基礎立ち上がりから外部に接続する部分の配管工事です。前回の建築現場日記でもお話し致しましたように、ボイドと配管との隙間には防蟻ウレタンを施します。【1枚目の写真の桃色に見える部分です】 また、階上の排水管の遮音シート巻きも完了しました。排水時に全く音を出さないことは無理ですが、少しでも音を押さえる意味で施工しています。【2枚目の写真の黒く見える部分が遮音シートを巻いた排水管です】 |
![]() 基礎部分の配管と防蟻ウレタン ![]() 階上排水管の遮音シート巻き |
| 07年11月9日〜13日:木工事【床材施工】 | |
エレベーターも漸く設置出来たので、床材の施工です。一部の床材は先月に完了していますが、エレベーターの出入り口と取り合いがある部分はエレベーター設置後に施工しようと言うことで手つかずでした。今回の床材は、オーマイティフローリングと、1階部分は厚張りタイプの高級フローリングになります。フローリングの木目んの調子を合わせる目的と、壁際の微妙な部分に溝がこないようにする為に、必ず仮並べをしてから、1枚1枚施工していきますので、手間が掛かります。まあ、最近では何も考えずに、床材を開梱して、いきなり張り出す大工さんが多いようですが…。床材の施工が完了すると、綺麗に埃を取り除いて、養生ボードを張ります。 |
![]() フローリング施工風景 |
| 07年11月8日:エレベーター設置工事 | |
今日はホームエレベーターの設置工事です。以前にお話し致しましたように3階建てのエレベーター設置にはエレベーター単独での建築確認申請が必要なのですが、今回の建築基準法改正に伴う混乱で、予定より遅れました。今回のホームエレベーターはNational製の【のり愛号:フィット】という製品です。施工面積は、約畳1枚分のスペースに設置出来て、出入り口の開口幅が1mと広いタイプです。定員は2名ですが小型タイプの車いすにも対応します。 Nationalのホームエレベーターには、元来、松下電工製品の【昇降家族】というシリーズと、松下電機産業製品の【のり愛号】のシリーズに別れます。違いは駆動方式です。【昇降家族】は油圧式になり、【のり愛号】はロープ式になります。商業ビルなどのエレベーターなどは殆どロープ式です。油圧式は小規模建築用だけになります。それぞれの長所短所はありますが、一概に、どちらが勝っているとは言えませんね。内部のスペースや開口幅がとり易いのがロープ式になります。油圧式は、油圧の軸のスペースが必要になりますので、効率的にはロープ式より劣っていますが、ロープ式のようなケーブルを使用しない分、メンテナンスが容易であることと、油圧である事の安心感がメリットですね。音は、若干ですが油圧式の方が大きいように思えます。各階とエレベーターの出入り口の隙間や誤差はロープ式の方が隙間は少ないですし、正確です。但し、乗り込んだ時にケーブルが張る【伸びる】分、若干、沈み込むような感覚が有ります。いずれを選択するとしても定期的なメンテナンス契約を結びますので、ちゃんとメンテナンスさえしていれば、何ら問題有りません。設置場所やスペースにより最適な機種を選択すればよいと思います。 今回のS様邸は、木造3階建てですが、ペントハウスがある為、1F〜PHまでの4停止になります。設置工事は、念のために2日間とっていましたが、1日で完了しました。工事完了後は全ての出入り口に目張りがされて、私共でも中に入ることは出来ません。あとは、お引き渡し直前に調整に来られて、お引き渡し時にお施主様に使用方法や注意事項をご説明する事になります。 済みません。設置作業中の写真は撮影出来ませんでした…。 |
![]() エレベーター施工完了 |
| 07年11月3日まで:木工事【階段施工】 | |
階段もオープン手摺等の部材は未だですが、漸く、3基とも施工が完了しました。今回の施工で予期しなかった出来事は、階段の踏み板に傷があったことです。これが、光の加減で見える傷で、階段の色もダーク色だったものですから、棟梁も施工していて気が付かないほどの筋状の傷でした。施工後、養生ボードを張る際に気が付いて、メーカーにクレームで話をしたらプレカットの機械に通した時のものだろうという事で、踏み板自体は交換になりましたが、材料は届きますが、既に施工が終えてある踏み板や蹴込み板を外すのも、新たに取り付けるのも当方の仕事ですから大変です。予期しない事が起こるのが現場ですね…。 |
![]() 地下階と1階を繋ぐ階段 ![]() 1階と2階を繋ぐ階段 |